STEM分野の第一人者たちから学んだ5つの教訓
読者の皆さん、あけましておめでとうございます!
皆さんにとって、この1年が素晴らしく、意義深く、そして心に残る沢山の出来事で満たされる年となりますように。
新しい年の始まりにあたって、昨年インタビューした素晴らしいプロフェッショナルたちから学んだことを振り返りたいと思います。トーマスと話し合って、特に心に残ったことを5つの教訓としてまとめました。この1年は、これらを胸に歩んでいけたらと考えています。これらの教訓が、皆さんにとっても刺激となることを願っています。(簡単にポイントだけを見たい方は、太字の部分を追ってください。)
1. 不確実性を受け入れ、自分の道を振り返る
人生とは変化の連続です。僕にとっては、大学出願をめぐる一連のプロセスは一つ大きな出来事でした。今、もしもあなたがキャリア探しや、パッションのありかを模索しているようであれば、そのプロセス自体があなたにとっての“変化”にあたるかもしれません。状況にかかわらず、こうした不確実さは“成長”の機会を提供します。
著名な形成外科医であるジャスティン・サックス博士や、バルセロナで活躍する化学者のメリさんは、疑いを抱いた時期がどのように明確さを得ることへの足がかりになったかを語ってくれました。また、脳神経外科医で発明家のエリック・ルーサート博士は、未知の世界に好奇心を持って足を踏み入れることで画期的なアイデアが生まれると教えてくれました。不確実さは障害ではなく、発見と成長の扉を開くものであることを僕は学びました。
2. メンターや専門家から学ぶ
インタビューで繰り返し出会ったテーマの一つは、メンターシップの“威力”でした。
サマグヤ・バンスコタ博士は、若手プロフェッショナルを導くことの重要性を熱く語って、メンターシップが両者にとって成長をもたらす双方向の関係であることを強調していました。博士のお話を伺って、メンターシップとは信頼関係を構築し、キャリアを形成し、長く継続する関係を作る機会であることを再認識しました。
バイオメディカルエンジニアリングの専門家であるホン・チェン博士は、さまざまな分野の専門家と協力することで視野が広がり、画期的な技術を開発するきっかけになったと話してくれました。僕は、ここからメンターシップは指導という意味合いだけでなく、協働を通じて限界を押し広げるものでもあることを知りました。
3. 生涯学習の大切さ
インタビューしたプロフェッショナルたちは皆、学び続けること、好奇心を持ち続けること、そして課題に適応することに継続的に取り組んでいました。
地域医療に尽力する医師であるバーバラ・ルティー博士は、この姿勢の体現者です。患者の経済的・個人的な状況や、利用できる地域のリソースを理解することが、最良のケアを提供するためには欠かせないとお話しになっていました。博士の話から、学ぶことは学校を卒業すれば終わるものではなく、生涯続くものであることを痛感しました。
4. 仕事に意義を見出す
プロフェッショナルたちとのインタビューで一貫して感じたことは、仕事を自分の価値観と一致させることの重要性です。
チェン博士とルーサート博士は、患者さんの生活を向上させるバイオ医療技術の開発にやりがいを見出しています。一方、ルティー博士は、地域医療に尽力することで、どんなに困難な課題もやりがいのあるものに変えています。キャリアがより大きな目的と結びつくと、それは単なる仕事ではなく、使命となることを知りました。
5. 情熱を追求し、イノベーションを生み出す
インタビューをしたプロフェッショナルたちは、情熱がどのようにして忍耐を生み出す力となるか、身をもって示していました。
ルーサート博士は、人々の生活を改善する技術を生み出す仕事について熱く語り、イノベーションはパッションから生まれることが多いと話してくれました。パッションはイノベーションを促進するだけでなく、その過程をとても充実したものにしてくれるのだと知りました。
そして、このテーマは『Discover Your Star』のミッションの核心でもあります。これまでのブログからお分かりのように、トーマスと僕は自分たちのパッションを追求すること、そして、このブログを通じてSTEM分野のプロフェッショナルたちの洞察を読者の皆さんと共有することに最大の関心を抱いています。今年も、皆さんにとって役立つ情報をお届けすることを楽しみにしています。
最後に − ゴールを目指しつつ途中の旅路も楽しもう
これらの5つの教訓は、成功とは、単に目的地に到達することだけではなく、その過程を楽しむことでもあると教えてくれます。不確実さを受け入れ、メンターシップを求め、生涯学習を続け、情熱を追求し、仕事に意味を見出すことで、私たちは充実感と意義に満ちた人生を築くことができるのです。
これらの教訓を思い出しながら、ぜひこの機会に自分自身に問いかけてみてください:
- どうすれば未知の世界を受け入れられるだろうか?
- 私を突き動かす情熱は何だろうか?
- どのようにして自分の力で意義ある変化をもたらせるだろうか?
これらの質問が、新しい挑戦や機会を探る際の道しるべとなることを願っています。
2025年も、STEM分野で活躍するプロフェッショナルたちのインスピレーションあふれる洞察を共有していきます。ブログの配信後、すぐに読者のあなたにお届けできる自動受信サービス機能をついにつけました。ぜひ下記の欄にメールアドレスを入力して最新のブログをEmailでチェックしてください!
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クレイグ