心に刻みたいメッセージ:世界的アーティストからの贈り物
今日は、僕たちが幸運にも受け取った、価値あるメッセージを共有したいと思います。その価値は言葉では表現しきれないものですが、このブログでは、そのメッセージをそのまま読者のみんなに伝えたいと思います。
数日前のことです。オーケストラの授業中、突然、音楽の先生の画面にビデオ通話が表示されました。驚くべきことに、それは世界的に有名な某アーティストからのものでした。僕たちチェリストにとっては、まさしく「伝説的な存在」です。さて誰でしょう?
それは、ヨーヨー・マでした!
きっとみんなも思うでしょう――え、なぜ?なぜヨーヨー・マが授業中に音楽の先生に電話をかけてきたのかって?僕たちも同じ疑問を抱きました。その電話は、数か月前に学校で彼が行ったパフォーマンスのフォローアップのためでした。
実は、今年の初め、僕たちの学校にヨーヨー・マが来ています。彼の息子さんが監督を務めたドキュメンタリーの上映会が僕たちの学校で行われ、その日に一緒に来たヨーヨー・マが観客のために1曲演奏したのです。僕たちは残念ながら、そのパフォーマンスを見逃してしまいました。たぶんサッカー関連の予定が重なっていたのだと思います。本当に残念でした。
ですが、今回この突然の電話で、通話中ヨーヨー・マは、思いもかけず僕たちのクラスに直接話しかけてくれました。そう、「僕たちに」です!音楽や人生についての彼の考えをシェアしてくれました。
中でも特に印象的だったのは、高校時代の重要性についてのメッセージでした。彼はこの時期を「貯金口座」にたとえて、今僕たちが経験しているすべてのことが、その口座にたくわえられ、一生にわたって引き出して活用していくものだと説明してくれました。
彼は、僕たちがこれから成長し、人生の大きな疑問―たとえば、「自分は何者なのか」とか、「どんな人間になりたいのか」といった疑問―に直面したとき、この口座の中身を頼りにすることになると話していました。今、僕たちが得ている経験や知識には、まだはっきりとした意味づけやラベルづけがされていないとしても、これらは口座に確実にたくわえられていて、必要なときに引き出して使えるものだ、と。
彼のアドバイスは、シンプルですが、力強いものでした―「全力で生きよう」、「好奇心を持とう」、「この時期に学び、成長するあらゆる機会を受け入れなさい」と。
彼は高校時代、特にシニア(高校の最終学年)の1年間はあっという間に過ぎてしまうものだと教えてくれました。そして、今この瞬間を大切にするべきだと。
僕たちは、彼の言葉の深さをまだ完全には理解できていない気がします。そう今はまさにその「貯金口座」を作っている途中なので。でも、このメッセージは確かに心に響きました。そして、これを読者のみんなに共有しなければと思いました。もしかしたら、この幸運な出来事は、みんなにこのメッセージをシェアするために起きたのではないかと思うほどです。ヨーヨー・マのアドバイスをどう解釈するかは、あなた次第です。でも、今日少しだけ立ち止まって「意図を持って生きる」ことを考えてみませんか?
シニアのみんな、高校生活の残りの時間を、「全力で」、「心を込めて」、そして「悔いなく」過ごそうね。
それでは、また!
トーマス&クレイグ